「なんだか、心がザワザワする…」
あなたは、そう感じたことはありませんか?
頭の中がモヤモヤして、何に悩んでいるのかわからない。
誰かに話そうと思っても、言葉に詰まってしまう。
心の中に、うまく処理できない感情が溜まっているような、息苦しさを感じる…。
あなたはきっと、真面目に毎日を頑張っていて、自分の感情に正直に向き合いたいと思っている方なのだと思います。
だからこそ、この「言葉にならないモヤモヤ」に苦しんでいるのかもしれません。
私もかつて、そうでした。
「悲しい」「寂しい」といった言葉にできない感情が、心の中にずっと居座り、心を重くしていました。
「このモヤモヤの正体は何なんだろう…」
そう考えても、答えは見つからず、余計に心が沈んでいきました。
そんな時、ジャーナリングは「文字で書くことだけじゃない」と知りました。
言葉にできない感情は、色や図を使って「見える化」できるのだと。
そして、その方法を試してみると、まるで心の中にあった霧が晴れていくように、心がスッと軽くなったのです。
今回は、そんな私が学んだ、
をご紹介します。
この記事を読み終える頃には、あなたの心に潜む感情の正体がわかり、心を軽くするための確かな一歩を踏み出せるはずです。
なぜ感情を「見える化」すると心が落ち着くのか?
私たちは、感情をそのままにしておくと、心の中に溜まった「未処理のデータ」のように、ずっとモヤモヤし続けます。
でも、感情をジャーナリングで可視化すると、不思議と心が落ち着いていきます。
それは、心の中にあった感情の正体がはっきりし、客観的に見つめることができるようになるからです。
まるで、心の中で複雑に絡み合っていた糸が、一本一本ほどけていくようなもの。
何が原因でザワついているのかが分かると、漠然とした不安が和らぎ、心がスッと軽くなるのを感じられます。
言葉にできない感情を「見える化」するジャーナリングワーク
言葉にできない感情は、無理に文字にする必要はありません。
ペンとノートを手に取って、あなたの心の声を、色や図で表現してみましょう。
ワーク1:感情の「天気図」を描く
今のあなたの心の状態を、天気で表現してみましょう。
ノートに、今日1日の心の天気を描いてみる
晴れ、曇り、雨、嵐、雷など、自由に描いてみましょう。
「朝は晴れだったけど、お昼の会議で雨が降った」のように、時間の流れで心の天気が変わっていく様子を表現するのも良いでしょう。
描いた天気図を見て、感じたことを数行メモする
「午前中に良いことがあって晴れだったけど、午後の会議で雨が降ったみたいだ」など、ざっくりとした理由を書き出してみます。
ワーク2:感情の「色塗り」をする
今の感情に色をつけてみましょう。
一つの感情に一つの色を決めなくても大丈夫です。
複雑な感情は、複数の色を混ぜて表現してみましょう。
①ノートに好きな図形を自由に描く
円、ハート、星、渦巻きなど、どんな形でも構いません。
②今の感情を表す色を選んで、描いた図形を塗っていく
嬉しい気持ちはピンク、怒りは赤、悲しみは青、モヤモヤはグレーなど、感覚的に色を選んでみましょう。
③塗り終わったものを見て、心に浮かんだことをメモする
「モヤモヤしたグレーの中に、少しだけ黄色い希望が見える」など、言葉にしてみます。
まとめ:「見える化」は、自分を深く理解する第一歩
ジャーナリングは、言葉で書き出すことだけではありません。
今回ご紹介したように、色や形、図を使って感情を表現することも立派なジャーナリングです。
言葉にできない感情を「見える化」することで、心の中に溜まった感情を解放し、自分自身を深く理解するきっかけになります。
なんだか心がザワつく時は、ペンとノートを手に取って、あなたの感情を「見える化」してみてください。
きっと、心の奥底で眠っていた本当の気持ちに気づくことができるはずです。
次回予告:第4回 「なぜ、自己肯定感が低いのか?」ジャーナリングで自分を好きになる方法
次回の記事では、ジャーナリングを通じて、自己肯定感を高める方法を詳しくお伝えします。
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