物事をすぐに決めることができますか?
AとBのどちらかを選ぶときに、どちらも失敗しそうに見え選べず、時間だけが過ぎてしまう。そして、結局どちらも選ばなかったり、可能であれば両方選択したりして…。
いずれは選択しないといけないので、悩む時間を短くし決断したいですね。
この記事では、優柔不断をやめるために
- 優柔不断になる理由
- 決断力の付け方
について解説していきます。
最後まで読んでいただき、決断力を身に付け、優柔不断を卒業していきましょう♪
優柔不断とは
優柔不断とは、
ぐずぐずしていて、物事の決断がにぶいこと。また、そのさま。
をいいます。(三省堂 新明解より引用)
物事の決断力が弱いことを示しています。
”ぐずぐずして…”という表現から、あまりポジティブな印象は受けませんね。
優柔不断になる理由
では、物事を決断できず優柔不断になるのでしょう。
優柔不断になる理由は、選択した後のマイナスな未来をイメージすること、マイナスを選択したくないと考えることにあります。
決断する時に、どのように脳が反応しているかについて解説していきます。
- 「A」と「B」の2つの選択肢があるとします。
⇩ - 脳は未来をシミュレーション
どちらが嫌か?とマイナス面のシミュレーションをする時間が長くなると、その人の内面の力は下がります。
⇩ - マイナス面をイメージしているので、そのイメージに合った状態になるための生理的な反応が起きます。マイナスなことが状態が起きているような心身の状態になります。
⇩ - 失敗などマイナス面の可能性を恐れ、選択する決断ができなくなります。
決断力の身に付け方
決断力とは
決断とは、意志をはっきりと決めることをいいます。つまり、リスクをとることになります。
状態や状況がマイナスになり、落ち込んだ状態で決断すると「失敗したくない」「損したくない」「後悔したくない」という気持ちが強くなり、決めることができなくなります。
リスクがとれない内的状態を自分で作っています。常にベストな選択をしようとしている。よりよい結果を出したいという「結果へのあくなき追及」がそうさせるのです。
シンプルな思考の作り方
シンプルな思考を自分で作りだすと、決断ができるようになります。
決断時のシンプルな思考の流れです
- 言い聞かせる
- 「常に」をやめる
- 「メリット」だけで決める
- 「デメリット」で選択する
STEP1 言い聞かせる
私は常にベストな選択をしている人なんだと言い聞かせましょう。
「失敗したくない」「損したくない」「後悔したくない」という気持ちが決断力を低下させています。もし、選択した直後は失敗したとしても、しばらくするとその選択が良い方向に導くこともあります。
選択する時の自分の状態を下げないように、言い聞かせましょう!
STEP2 「常に」をやめる
「常にベストな選択をすること」を手放しましょう。
選択の結果が、60点でも楽しめる !6割でも許せる!60%のクオリティでも大丈夫!と思えるようにしましょう。
大きな決断から60%でも大丈夫と思うのは難しいと思います。毎日のランチを選ぶとき、A定食でもB定食でも満足してみましょう!
STEP3 「メリット」だけで決める
「それを選択したら、どんな良いことが得られるか?」というメリットだけで決定してみましょう。
デメリットを考える時間が長くなると自分の決断を受け入れることが難しくなります。メリットが考え、選択肢を決定してみましょう!
STEP4 デメリットを選ぶ
もう一度デメリットを見て、決断します。
これは、最悪なシナリオが本当に起きたとしても受け入れて対応する覚悟を基準に判断できるようになります。
決断 = 決めること・断つこと
= デメリットを受け入れる
- さらにリスクを取れるメンタルを強くしたい場合は、よりチャレンジ性の高い方を選択します。
まとめ
この記事では、優柔不断をやめるために”優柔不断になる理由””決断力の付け方”について解説してきました。
いきなり大きな選択する時に、リスクを選択するのは難しいと思います。
日常の小さな選択で意識してメリット・デメリットを考え、決断力を付けていくと、優柔不断から卒業できます。
この記事は、秋山ジョー賢司著『不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術』を参考に書いてます.
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以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。