「AとB、どっちにしよう…」
いつまでも決められずに、頭の中でぐるぐる。そんなふうに悩んでばかりで、結局行動できない──そんな経験、ありませんか?
実は優柔不断には、“自分を守ろうとする思考のクセ”が隠れています。
だからこそ、「選ぶ力」はトレーニングで身につけることができるんです。
この記事では、
決断力を高めていくための4つの思考習慣
をご紹介します。
今日から少しずつ、「選べる自分」を育ててみませんか?
1.どうして優柔不断になるのか?
1.1 失敗を恐れると、脳は“決めない”方へ進む
選ぶという行為には、少なからず“責任”や“リスク”が伴います。
だから私たちは無意識のうちに、「選ばなければ失敗しない」と考え、決断を先延ばしにしてしまうんです。
でも、その結果どうなるかというと──
チャンスを逃し、時間だけが過ぎ、モヤモヤがたまる…。
むしろ「決めないこと」が、一番のストレス源になってしまうことも。
1.2 「損したくない」があなたを止めている
もう一つの原因は、「どちらかを選ぶ=どちらかを手放す」という感覚。
“選ばなかったほうが正解だったらどうしよう”という不安が、行動を止めてしまいます。
でも本当は、どちらを選んでも“その先で学べること”があります。
完璧な選択より、「選んでみて修正する力」の方がずっと重要なんです。
2.決断できる人は、こう考えている
2.1 「正解」はあとから育てればいい
決断力がある人は、最初から完璧に選べているわけではありません。
むしろ「まずは選んで、あとで調整すればいい」と思っている人が多いのです。
選んだ結果が少し違ったとしても、そこから学べばいい。
そうやって、“行動しながら調整していく柔軟さ”が、決断力の本質です。
2.2 「行動」が、自信と選択の軸を育てる
選ぶことに慣れていないだけで、あなたが優柔不断なわけではありません。
まずは日常の小さな場面から、「自分で決める」経験を積んでいくことが大切です。
- 今日の服を自分で決める
- カフェで直感でメニューを選ぶ
- 迷っていることを5分以内に判断してみる
こうした小さな「選ぶ習慣」が、少しずつ自信と決断力を育ててくれます。
3.優柔不断を卒業する4つの思考習慣
STEP1:「どちらを選んでも正解」と言い聞かせる
本当に失敗したくないなら、「どちらを選んでも学べる」ことを思い出して。
選択に“正解/不正解”はありません。
「今の私にとってのベスト」を選ぶ意識でOK。
STEP2:「60点でもOK」と思える柔らかさを持つ
完璧を求めすぎると、選べません。
「60点でもやってみよう」くらいの軽さが、行動力を後押しします。
STEP3:メリットだけ見て、軽やかに選ぶ
迷うときは、「どちらのワクワクが大きいか」で選んでみる。
不安材料ではなく、「これ楽しそう」と思える方へ一歩を。
STEP4:最悪のケースも「受け入れる」覚悟を持つ
“もしダメだったら”を想像して、先に受け入れておくと、選ぶことが怖くなくなります。
「失敗しても、私なら立て直せる」と自分を信じてみましょう。
4.まとめ|決断力は、習慣で育つ“心の筋トレ”
優柔不断になるのは、自分を守ろうとする心のクセ。
でも、そのクセは「選ぶ→行動する」を繰り返すことで、少しずつ手放していけます。
大切なのは、“完璧に選ぶ”ことより、“今ここで選んで動く”こと。
小さな選択を通して、決断力は育てることができます。
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