「なんだか心がザワザワする」
「モヤモヤするけど、何に悩んでいるか分からない」。
そんな感情に襲われたことはありませんか?
感情を言葉にするのが苦手な人にとって、頭の中を整理するのは難しいものです。
しかし、そんな時こそジャーナリングが役立ちます。
今回は、
をご紹介します。
なぜ感情を可視化すると心が落ち着くのか?
感情をそのままにしていると、心の中に溜まった「未処理のデータ」のように、ずっとモヤモヤし続けます。
これをジャーナリングで可視化すると、心の中にあった感情の正体がはっきりし、客観的に見つめることができるようになります。
これは、心の中で複雑に絡み合っていた糸が、一本一本ほどけていくようなものです。
何が原因でザワついているのかが分かると、漠然とした不安が和らぎ、心がスッと軽くなるのを感じられます。
感情を可視化するジャーナリングワーク
言葉にできない感情は、無理に文字にする必要はありません。代わりに、以下の2つのワークを試してみましょう。
1. 感情の「天気図」を描く
今日の感情を天気で表現してみましょう。
ノートに、今日1日の心の天気を描いてみます。
- 晴れ、曇り、雨、嵐、雷など、自由に描いてみましょう。
- 「朝は晴れだったけど、昼から曇り空」のように、時間の流れで心の天気が変わっていく様子を表現するのも良いでしょう。
描いた天気図を見て、感じたことを数行メモしてみます。
「午前中に良いことがあって晴れだったけど、午後の会議で雨が降ったみたいだ」など、ざっくりとした理由を書き出してみます。
2.感情の「色塗り」をする
今の感情に色をつけてみましょう。
⓵ノートに好きな図形を自由に描きます。
円、ハート、星、渦巻きなど、どんな形でも構いません。
②今の感情を表す色を選んで、描いた図形を塗っていきます。
嬉しい気持ちはピンク、怒りは赤、悲しみは青、モヤモヤはグレーなど、感覚的に色を選んでみましょう。
一つの図形に複数の色を混ぜて塗るのも、複雑な感情を表現するのに効果的です。
③塗り終わったものを見て、心に浮かんだことをメモします。
「モヤモヤしたグレーの中に、少しだけ黄色い希望が見える」など、言葉にしてみます。
まとめ
ジャーナリングは、言葉で書き出すことだけではありません。
今回ご紹介したように、色や形、図を使って感情を表現することも立派なジャーナリングです。
言葉にできない感情を「見える化」することで、心の中に溜まった感情を解放し、自分自身を深く理解するきっかけになります。
なんだか心がザワつく時は、ペンとノートを手に取って、あなたの感情を「見える化」してみてください。
きっと、心の奥底で眠っていた本当の気持ちに気づくことができるはずです。
👇ジャーナリングが続かない方必見です.