友人や同僚より上の立場だと感じたい
自分は他者より劣っていると感じる…
このように他者と自分を比較して他者より優位な立場、
逆に劣った立場に感じることを優越感や劣等感といいます。
優越感や劣等感が強い人は、
自分を愛していない(自己愛が低い)、自分の価値が低い傾向にあります。
意識が外(他者)を向いていて、
常に他者の存在や価値観と自分を比較しています。
他者と自分を比較し自分を評価し続けると、ますます自己愛や自己価値が低くなります。
ラクに自由に自分らしく生きるためには、
意識の向きを自分に向け、
自分軸でいることが不可欠です。
今回は『優越感や劣等感が強いときの対応』について書いていきます。
意識を自分軸に置き、
楽に自由に自分らしく生きていきましょう♪
優越感や劣等感が強いときの対応
優越感は「自分が他者より優れているとの認識、およびここから生じる自己肯定の感情」とされています。
対義語に劣等感があります。
「劣等感」とは「他者や理想の自分よりも、現状の自分が劣っていると感じる感情」のことです。
容姿や成績、体力、性格、人間関係、社会的地位など、優越感や劣等感が生じるポイントは、人によってさまざまです。
優越感、劣等感が強いときの対応
自分を愛し、自己価値を高く持つと、自然に自分軸でありのままの本質の自分で在ることができます。
※自己価値(自己肯定、自尊心)は、自分自身に価値があると実感を持っていることです。
しかし、優越感や劣等感が強い時は良好に自分に意識を向けることが難しくなります。
まず、意識が向いてる対象である【他者を評価をしない】ようにしましょう。
相手を良い悪いで評価せずに、ありのままを受け入れてみましょう。
他者を良い悪いで評価していることに気づき、
ありのままの相手を受け入れることができると、自分のことも良い悪いで評価しないようになります。
そして、良い悪いの評価基準で行動しなくなります。
好き嫌い、やりたいやりたくないといった本質の自分で判断し行動できるようになります。
ありのままの自分を受け入れることができると、自分愛や自己価値を持つことができ、優越感や劣等感は消えます。
優越感が強いときの例
例えば、優越感の場合
友だちが「連休中に近場の温泉に初めて旅行し楽しかった」という話をしたとします。
『そこには何度も行ったことがある』『自分は海外旅行に行った』といった自分の内容を会話の途中で被せてしまう場面はよくあります。
無意識に自分の旅行の方が価値あると暗に伝え、優越感を感じている状態です。
あなたは、何度も行くことや国内より海外旅行の方が価値が高いと感じているかもしれません。
しかし、友人の価値観では、色んな温泉地を巡ることの方が価値が高いかもしれません。
このように、優越感を満たすために会話を被せることが続くと、友人との関係は悪化します。
人間は本能的に批判や攻撃されていると気づきます。マウントした本人は気づいていなくても、相手は気づいてます。
優越感が強いときの対応
まず、友人にマウント発言をしたことに気づくことです。
相手の話を聞く時は、シンプルに事実だけを聞き取ることを意識しましょう。
「友人は初めての温泉地に行って、楽しかったんだ。良かったね」と、事実だけを受け止め、それに対しての感想、共感を伝えます。
そして、海外に行ったことを協調せずに、自分の楽しかった出来事を伝えるとマウントしたようにとられません。
自己愛や自己信頼を満たされていると自分の中で出来事は満足しているので、
敢えて自分の出来事を人に話さなくなるのですが笑
このように他人や自分を評価せず、
ありのままの自分で会話をすると、
相手の会話の内容をキチンと聞き取り、
本当の会話が成り立ちます。
相手が自分の話を聞いてるようで、
自分のことを考えながら会話していることに気がつきます。
会話がすれ違ってしまうからです。
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