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「どうせ私には無理…」潜在意識を書き換えて“行動できる自分”に変わる方法

潜在意識のしくみと活用法
この記事は約7分で読めます。

「理想のキャリアを築きたい」
「心から愛し合えるパートナーが欲しい」
「もっと自由に、自分らしく生きたい」

そんな素敵な願いを見つけたはずなのに、いざ一歩を踏み出そうとすると、 「…どうせ、私には無理」 という心の声が、すべてを打ち消してしまう。

 

まるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような、苦しい無力感。

もしあなたがそんな経験をしているなら、この記事はあなたのためのものです。

こんにちは。このブログでは「潜在意識」を味方につけて、自分らしい人生を創造するためのヒントを発信しています。

前回の記事【第1回:原因を知る】では、願望実現を阻む原因が、潜在意識にある「心のブロック」であるとお伝えしました。

そして今回は、
そのブロックの中でも特に強力で、多くの人を縛り付けている

「どうせ無理」という心のブレーキに焦点を当て、その具体的な“外し方”

を解説していきます。

実は、かつての私も「どうせ無理」という言葉の呪いに深くかかっていました。

挑戦したいことがあっても「特別な才能もないし、失敗したら恥ずかしい」と、行動する前から諦める天才だったのです。

ですが、「潜在意識」の仕組みを学び、これからお伝えする“ある習慣”を実践したことで、ガチガチだった心のブレーキは少しずつ緩み、驚くほど軽やかに行動できるようになりました。

この記事を読み終える頃には、「どうせ無理」という口ぐせが「まずは、ここまでなら出来るかも?」という希望の言葉に変わり、あなたの人生が再び動き出すはずです。

もう自分を責めないで。「どうせ無理」は、あなたを守る“優しい番人”だった

そもそも、なぜ私たちの心は「どうせ無理」というブレーキをかけてしまうのでしょうか。

それは、あなたの意志が弱いからでも、怠けているからでも決してありません。

 

「どうせ無理」という心の声の正体。

それは、過去の失敗や心の傷から、あなたを必死に守ろうとしている「潜在意識の防衛本能」なのです。

  • 勇気を出して行動したのに、うまくいかなかった辛い経験
  • 信頼していた誰かに「君には無理だ」と否定された言葉
  • みんなの前で失敗して、恥ずかしい思いをした記憶

あなたの潜在意識は、これら過去のデータをすべて記憶していて、「もう二度とあんな思いをさせない!」と、あなたが傷つく可能性のある新しい挑戦から、全力で守ろうとしてくれているのです。

そう、「どうせ無理」という声は、あなたを不幸にしたいのではなく、あなたを愛し、守りたいがゆえに生まれる“愛情深いボディガード”のようなもの。

まずは、「今まで私を守ってくれて、ありがとうね」と、心の中でその存在を認めてあげるところから、変化は始まります。

 

 

潜在意識を書き換える3つの魔法。心のブレーキを“アクセル”に変える習慣

「どうせ無理」という思い込みは、長年の思考の癖です。

でも、大丈夫。これからお伝えする3つの簡単なステップを続けることで、その癖を優しくほどき、潜在意識をあなたの最強の味方に変えていくことができます。

 

ステップ1:【言葉にして、自分と切り離す】“心の声”実況中継ジャーナリング

最初のステップは、モヤモヤとした感情の正体を、冷静に見つめること。

「どうせ無理」という心の声が、どんな言葉で、どんなシチュエーションで聞こえてくるのかを観察してみましょう。

【やり方】

ノートを開き、「〇〇したいけど、どうせ無理だ」と感じた時に、頭の中で聞こえてくる声を、第三者になったつもりでそのまま書き出してみてください。

  • (恋愛)
    「気になるあの人に話しかけたいけど、どうせ私なんて相手にされないに決まってる…」
  • (仕事)
    「新しいプロジェクトに挑戦したいけど、どうせ失敗して周りに迷惑をかけるだけだ…」
  • (夢)
    「いつか独立したいけど、どうせ私には特別な才能も人脈もないから無理だ…」

ポイントは、書き出した言葉を「ふーん、私の心は今、『才能がない』って思い込んで、不安を感じてるんだな」と、他人事のように眺めてみること。

形のない感情を「言葉」として外に出すだけで、あなたはそれと少し距離を置くことができ、「これは“本当の自分”ではなく、ただの“思い込み”なんだ」と客観的に気づけるようになります。

 

ステップ2:【魔法の質問で、可能性の扉を開く】「だとしたら?」思考法

心の声の正体がわかったら、次はガチガチに固まった思考を、可能性に向かって動かす練習です。

ここで使うのが、魔法の言葉「……だとしたら?」です。

【やり方】

「どうせ無理」という言葉が浮かんできたら、その後に「だとしたら?」を付け加えて、自分に優しく問いかけてみてください。

「どうせ私には才能がない」

だとしたら、まず自分の“好き”を仕事にしている人の本を1冊読んでみるのはどうだろう?

「どうせ嫌われるに決まってる」

だとしたら、まずは挨拶にプラスして「今日のネクタイ素敵ですね」と一言だけ伝えてみるのはできるかな?

「どうせ失敗する」

だとしたら、どこまでなら失敗してもダメージが少ないだろう?まずは何を試せるだろう?

この「だとしたら?」という問いかけは、「不可能」という壁の前で停止していた思考を再び動かし始め、潜在意識に「できない理由」ではなく「できる方法」を探させる、パワフルな思考のスイッチなのです。

 

ステップ3:【ベイビーステップで「できた!」を脳に刻む】究極のハードル下げ行動術

潜在意識を書き換える上で、最も効果的なのが「体験」です。

脳は、思考ではなく体験によって学習します。

「私、できた!」という小さな成功体験こそが、「どうせ無理」という古いプログラムを上書きする、何よりの特効薬になります。

【やり方】

「どうせ無理」と思っていたことのハードルを、「バカバカしい」と思うくらい極限まで下げて、赤ちゃんの一歩(ベイビーステップ)から始めてみましょう。

目標:「本を1冊読んで勉強する」
    • ベイビーステップ
      → まずは、その本をカバンに入れるだけ。
目標:「毎日ブログを更新する」
    • ベイビーステップ
      → まずは、パソコンを開いて、タイトルを1つだけ入力する。
目標:「憧れの人と仲良くなる」
    • ベイビーステップ
      → まずは、その人のSNS投稿に「いいね!」を1回押してみる。

この「できた!」という小さな感覚こそが、「どうせ無理」という古い信念を覆し、「私、やればできるじゃん!」という新しい自信を、あなたの潜在意識に深く、深く刻み込んでくれるのです。

 

 

「どうせ無理」は、もうあなたを止められない

「どうせ無理」という心のブレーキは、あなたを守ろうとしてくれていた、過去の優しいあなた自身です。

その存在に優しく気づき、「今まで守ってくれてありがとう。でも、もう大丈夫だよ」と心の中で卒業を告げましょう。

そして、

  1. 心の声を客観視し、
  2. 可能性を探す質問を投げかけ、
  3. ベイビーステップで行動する。

この新しい習慣が、あなたの潜在意識を「夢を阻むブレーキ」から「夢を叶える最強のアクセル」へと、確実に変えてくれます。

さあ、今日から、ほんの小さな「できた!」を自分にプレゼントして、あなたの人生のハンドルを、その手に取り戻しませんか?

 

 

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心のブレーキの外し方がわかったあなたへ。

その一歩は、あなたの人生を変える大きな一歩です。

この連載では、あなたの願望実現をさらに加速させるための具体的なステップを解説しています。ぜひ、マップを完成させてくださいね。

 

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