アファメーションは願望実現の手法の１つで、唱えると願いが叶う、運気が上がるなどの効果があります。
肯定的な言葉を何度も唱えることで、潜在意識を書き換え、セルフイメージを書き換え、現実創造します。とても願望実現に有効な方法です。
しかし、多くの人がアファメーションを実践しても効果がでないという声を聞きます。
有名なもので「ありがとう」を1日1000回唱える方法もアファメーションになります。実践したことがあるが続かなかったり、効果を感じられなかったりしませんか。
この記事では、アファメーションの効果が出ない3つの理由と対応策 をまとめています。
【 この記事がおススメな方 】
・ アファメーションを実践してみたい人
・ アファメーションの効果を感じていない人
是非、アファメーションの効果を感じない理由を理解し、アファメーションでセルフイメージを書き換え、願望実現していきましょう。
アファメーションの効果が出ない３つの理由
アファメーションは自分への肯定的な宣言で、潜在意識を書き換え言動が変化するため、現実創造に効果的な方法です。
アファメーションの効果が出ない理由は大きく３つあります。
２．ことばを信じていない
３．ほんとうの望みではない
この3つの原因についてご説明してきます。
理由 ① 習慣として続かない
アファメーションの効果が出ない理由の１つ目に｢アファメーションを唱えることが習慣として続かないこと｣にあります。
アファメーションは肯定的な言葉を繰り返し唱え、潜在意識を書き換えることに大きな目的があります。即効性がないので、習慣化し継続して唱える必要があります。
習慣化できない理由は、即効性を求める、目標が高すぎる、完璧主義、本当は潜在意識を変えたくないなどがあります。
一般的に習慣とは、定期的に無意識にある行動を行っている状態のことを言います。面倒と感じることなく自然に身体が動いている状態を習慣化と言います。
即効性を求めると、習慣化する前にアファメーションを止めてしまい、効果が出ません。
願望実現に努力は不要！とよく言われますが、習慣化できるまでモチベーションの維持は必要です。
まずは、アファメーションの1つの言葉を朝晩唱えるなどの簡単な方法を3週間継続してみましょう。
習慣化するために必要な日数
ロンドン大学のLally博士らの研究による「習慣化に必要な日数」は18日〜254日とされています。
習慣化に必要な日数は平均66日（約２カ月）ですが、内訳を見ると簡単な習慣は18日、難しい行動の習慣は254日と大きな開きがあります。
まず３週間、あなたにとって簡単な方法で気楽に継続していきましょう。
＊出典
Phillippa Lall：How are habits formed: Modelling habit formation in the real world
理由② ことばを信じていない
アファメーションの効果が出ない理由の2つ目は｢アファメーションのことばを信じていないこと｣があります。
アファメーションで唱えている望みに対して、「自分には願望実現させるのは無理」「まだ現実創造するには準備が整っていない」など否定する思いが心のどこかにありませんか？
表面ではアファメーションの言葉を望んでいますが、心の奥では 望むセルフイメージが叶う自分を信じていない状態です。
望みと相反する安心の状態を望む
あなたは、とても辛く苦しい現状を変えたいという望みを持っているとします。
しかし、人間はどんなに苦しくて辛い現実だとしても慣れている現状に安心感を持ちます。
表面では安心で幸せな状態に変わることを望んでも、潜在意識では変化を望みません｡慣れている辛い現状を続けようとします。 変化への恐怖心が、幸福な状態を望むことより強い状態となるためです。
この安心の範囲をコンフォートゾーンと言います。
アファメーションの言葉を信じず唱え続けている状態は、願望というアクセルと恐怖心によるブレーキを同時に踏んでいるのと同じです。望みは叶えられず、アファメーションの効果は出ません。
ブレーキとなる原因をあなた自身に問いかけ、取り除く必要があります。多くの原因は自己肯定感が低いことにあります。
潜在意識にある「安心の範囲（コンフォートゾーン）」を書き換えるのが、アファメーションです。
コンフォートゾーンが書き変わると、自然とヤル気が出て、行動が変化します。自己肯定感を上げるアファメーションを唱えたり、他の手法を行ったりして願望実現を妨げる要因を取り除きましょう。
＊自分への問いかけを知りたい方へおススメ
ブログ 『自分を理解するための質問リスト』
https://fulfillwish.net/askoneself1/
＊自己肯定感を上げるための方法を知りたい方におススメ
ブログ：『自己肯定感を高める100個リストアップする方法』
https://fulfillwish.net/selflove3/
理由③ ほんとうの望みではない
アファメーションの効果が出ない理由の3つ目に『アファメーションの内容がほんとうの望みではないこと』があります。
本当の望みは別にあり、アファメーションで表面に出した望みの強さが弱いことです。
例として、例えば「痩せて綺麗になりたい」願望があるとします。
願望に伴い「理想の体型で、綺麗に輝けることを嬉しく思い、感謝します」とアファメーションを唱えます。
本来であれば、アファメーションによって美容を心がけるような潜在意識に書き変わり、食事や運動、美容などの日常生活行動に変化が起こり、理想の体型に変化する現実となります。
しかし、本音の部分では「美味しいものを毎日食べたい」「毎日ラクして生きたい。運動や食事制限、美容は面倒」という願望が強い場合は、「美味しいものを毎日食べて、ラクした生活をする」が優先され、痩せて綺麗になりたい望みは叶いません。
望みが相反し、強い望みが叶うためです。
もし、アファメーションで望みが叶わない場合は、あなたの中の相反する強い望みを持っていないか自分自身に問いかけましょう。
まとめ
今回は、アファメーションの効果が出ない3つの理由をご紹介しました。
「習慣として続かない」「ことばを信じていない」、「ほんとうの望みではない」の３つの理由がありました。
アファメーションを効果的に継続して行うために『アファメーションを楽しむこと』『しっかり潜在意識を書き換えること』にあります。
是非、簡単で効果的にアファメーションを楽しみながら、願望実現していきましょう。
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