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なぜ、あの人は迷わないのか?「直感」を信じて人生を好転させる練習法

直感の磨き方
この記事は約12分で読めます。

「理由はうまく言えないけど、こっちの方がいい気がする…」
「あの時、なんとなく嫌な予感がしたのを無視しなければ…」

人生の大きな岐路や、日々の小さな選択の中で、そんな不思議な感覚を味わったことはありませんか?

【第3回:加速させる】の記事では、「アファメーション」という魔法の言葉で、あなたの潜在意識というOSをポジティブに書き換える方法をお伝えしました。

今回は、その新しくなったOSがあなたに送ってくれる、最も大切なサイン「直感」の受け取り方について、深く掘り下げていきます。

あなたの周りにもいませんか?

いつも決断が早く、なぜか物事がスムーズに進んでいる「運がいい人」。

彼女たちは、この「直感」という、内なるナビゲーションシステムを、ごく自然に使いこなしているのです。

でも、かつての私を含め多くの人は、「ただの気のせいでしょ」「論理的な根拠がないから信じられない」と、その貴重なサインを頭ごなしに否定してしまいがち。

そして後から、「やっぱり、あの時の感覚を信じていれば…」と後悔するのです。

この記事では、

あなたの人生を最善の道へと導いてくれる「直感」の正体を解き明かし、誰でも今日から実践できる「鈍ってしまった直感を取り戻すための簡単な練習法」

を具体的にお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたは自分の中に眠る“最高の相談相手”の存在に気づき、もう迷わずに人生のハンドルを握れるようになっているはずです。

“なんとなく”の正体は?あなたの中に眠る最高のナビゲーター

「直感」と聞くと、一部の天才だけが持つ特殊能力のように感じるかもしれません。 しかし、直感とは決してそんな特別なものではありません。

それは、これまでのあなたの膨大な経験・知識・五感で得た情報が、潜在意識の中で一瞬で処理されて導き出された「あなたにとっての最適な答え」

思考というノイズの奥から、未来のあなたが「こっちだよ」と送ってくれている、静かで確かなメッセージなのです。

「思考」と「直感」はどう違う?2つの声を聞き分けるヒント

私たちは日々、頭の中の「思考の声」と、心の奥からの「直感の声」の両方を聞いています。

この二つを聞き分けることが、直感を使いこなすための大切な第一歩です。

まるで、心配性で口うるさいマネージャー(思考)と、物静かで揺るぎないナビゲーター(直感)のようです。

思考の声(頭の声) 直感の声(心の声)
特徴 うるさい、理屈っぽい、
批判的、計算高い
静か、穏やか、根拠はないが確信がある
時間軸 過去の後悔や
未来への不安について語る
「今、この瞬間」の感覚としてやってくる
伴う感情 不安、恐れ、
焦り、執着
安心感、ワクワク、
しっくりくる感じ、腑に落ちる
口ぐせ 「〜すべき」
「失敗したらどうしよう」
「常識的に考えて」
「なんとなく、こっち」
「理由はわからないけど、大丈夫」

 

今日からできる!鈍った直感を取り戻す3つの“心の筋トレ”

「直感を信じたいけれど、どの声が直感かわからない…」

大丈夫。

直感は、筋肉と同じで、使わなければ鈍りますが、意識してトレーニングすれば、必ず取り戻すことができます。

 

Step 1:身体の“YES/NOサイン”をキャッチする

直感は、頭で「考える」ものではなく、身体で「感じる」もの。

あなたの身体は、あなたが思う以上に正直です。

何かを選択する時、身体がどんな反応をするか、注意深く観察してみましょう。

YES(進め!)のサイン

    • 胸のあたりがふわっと温かくなる、スッと軽くなる
    • 自然と口角が上がる、ワクワクする
    • 身体が前に進みたがるような、オープンな感覚

NO(待った!)のサイン

    • 胸やお腹がザワザワする、きゅっと固くなる
    • 喉が詰まる感じ、身体が重くなる
    • なんとなく気が乗らない、言葉にできない違和感

【今日の練習】

今日のランチ、パスタとカレーで迷ったら、心の中で「パスタを食べている私」「カレーを食べている私」をそれぞれ想像してみてください。

どちらを想像した時に、あなたの胸が少しでも温かくなりましたか?

まずはそんな日常の小さな選択から、身体の声を聴く練習を始めてみましょう。

 

Step 2:思考の“ノイズ”をOFFにして、心の“ボリューム”をONにする

私たちの頭の中は、常に思考のノイズでいっぱいです。

この騒音を一度ボリュームダウンすることで、ささやくような直感の声が聞こえやすくなります。

やり方①

5分間の呼吸瞑想 静かな場所に座り、目を閉じて、ただ自分の呼吸に意識を向けます。

「吸って、吐いて…」と繰り返すだけ。

何か考えが浮かんでも、「あ、考えてるな」と雲のように眺めて、またそっと呼吸に意識を戻します。

心を静かな湖のように整えるイメージです。

やり方②

思考のデトックス・ジャーナリング

頭の中にある心配事、タスク、感情を、良い悪いの判断をせずに、すべて紙に書き出します。

頭の中を空っぽにすることで、心のスペースが生まれ、本当に大切な声(直感)に気づきやすくなります。

(瞑想が苦手なあなたへ)

お風呂にゆっくり浸かる、好きな音楽を聴く、緑の多い公園を散歩する。

あなたが「心地いいな」と感じる時間を持つだけでも、思考のノイズは静まっていきますよ。

 

Step 3:「なんとなく」で動いてみる“直感筋”トレーニング

直感を信頼する一番の近道は、実際にそれに従って行動し、「うまくいった!」「心地よかった!」という成功体験を自分にプレゼントしてあげることです。

いきなり「直感で転職します!」なんて大きな決断をする必要はありません。

大切なのは、日常の小さな「なんとなく」をキャッチし、実行してあげること。

  • なんとなく、今日はこの本を読んでみたい」
    → 迷わず手に取ってみる
  • なんとなく、一駅手前で降りて歩いてみたい」
    → 寄り道してみる
  • なんとなく、あの人に連絡してみようかな」
    → 「元気?」と一言メッセージを送ってみる

実は、私自身もこの「なんとなく」のトレーニングで人生が大きく変わった一人です。

ある日、なんとなく気になった交流会に参加してみたら、そこで出会った人と意気投合し、今のビジネスパートナーになりました。

頭で「行っても意味ないかも」と考えていたら、決して掴めなかったご縁です。

その小さな行動がすぐに結果に繋がらなくても構いません。

「自分の感覚に従って行動できた」という事実そのものが、あなたの自信を育み、直感への信頼を何倍にも深めてくれます。

 

「直感」は、あなただけの最高のパートナー

直感は、あなたの中に眠る最高の羅針盤であり、人生を豊かにするための最高のパートナーです。

論理や常識、他人の意見に惑わされ、自分の心の声が聞こえなくなった時こそ、一度立ち止まって、静かに自分の胸に手を当ててみてください。

そして、「私の心は、本当はどう感じている?」と問いかけてみましょう。

「大丈夫。あなたの感覚は、いつも正しい」

そう自分自身に優しく語りかけ、その静かな声を信じる勇気を持ってあげてください。

その小さな信頼の積み重ねが、あなたを本当に望む幸せな未来へと、間違いなく導いてくれるはずです。

 

 

【連載企画:潜在意識を味方につける願望実現マップ ✨】

内なる声「直感」という、人生のナビゲーターを手に入れたあなたへ。

いよいよ次回は最終回。

直感に従って行動することで起こり始める、宇宙からの応援サイン「シンクロニシティ」についてお伝えします。

 

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