「ああ、またあの人に会うのか…」
あなたは、そう感じたことはありませんか?
職場の特定の誰かとの付き合いに、心がざわつく。
顔を見るだけで、胸が重くなる。
相手の機嫌や言葉に一喜一憂して、毎日が疲れてしまう。
あなたはきっと、真面目に仕事に取り組んでいて、周りの人との関係も大切にしたいと思っている方なのだと思います。
だからこそ、相手の言動を気にしすぎて、自分の心の平穏を保つのが難しくなっているのかもしれません。
私もかつて、そうでした。
職場の「面倒な人」に振り回されて、毎日が憂鬱でした。
「どうすれば、あの人と円滑に付き合えるだろう?」
そう考えて、自分の意見を言わなかったり、相手の機嫌を損ねないように必死になったりしていました。
でも、いくら頑張っても、心は満たされませんでした。
ある日、気づいたんです。
「相手を変えることはできない。でも、自分は変われる」と。
そして、人との間に、自分を守るための「心理的防御」を身につけることを決意しました。
今回は、
をお伝えしたいと思います。
この記事を読み終える頃には、あなたの心が軽くなり、人との関係が、もっと楽になるヒントが見つかるはずです。
なぜ「あの人」に振り回されてしまうのか?
職場の「面倒な人」に振り回されてしまうのは、あなたの優しさや真面目さが原因かもしれません。
あなたの心を蝕む「共感疲労」
あなたは、相手の気持ちに過度に共感して、疲れていませんか?
「あの人は、本当はこんな気持ちなんだろうな…」
「きっと、何か辛いことがあったんだろう…」
このように、相手の感情に深く入り込みすぎると、あなたは、相手の感情まで引き受けてしまい、自分の心の平穏を保つのが難しくなります。
あなたの心を縛る「承認欲求」の鎖
「嫌われたくない」「良い人だと思われたい」という承認欲求も、あなたが振り回されてしまう原因です。
相手に嫌われるのが怖くて、無理をして相手に合わせたり、不本意な頼みごとを引き受けたりしてしまう。
その結果、自分の気持ちを後回しにして、心が疲弊してしまうのです。
「心理的防御」を身につける3つのステップ
「心理的防御」と聞くと、相手を拒絶するような、冷たいイメージを持つかもしれません。
でも、そうではありません。
「心理的防御」とは、
「自分と他人との間に、心とエネルギーを守るための目に見えない線」を引くことです。
それは、相手を遠ざけるためではなく、お互いが心地よく付き合うための、優しいルールです。
ここからは、そのための具体的な3つのステップをお伝えします。
ステップ1:【現状認識】「相手の問題」と「自分の感情」を切り離す
まず、誰かの言動によって心がざわついたり、落ち込んだりした時、少し立ち止まって、自分に問いかけてみましょう。
- 「今、私が感じているこの感情は、誰のものだろう?」
- 「これは、相手の問題であって、私の問題ではない」
このように、相手の言動と、自分が感じた感情を切り離して考える練習をしてみましょう。
あなたが感じたネガティブな感情は、相手の言動によって生まれたもので、あなたの価値とは何の関係もありません。
ステップ2:【言葉を変える】「私」を主語にして話す
人の顔色をうかがう人は、つい「みんながこう言ってるから」「普通はこうだから」と、他者を主語にして話してしまいがちです。
そうではなく、「私」を主語にして話す練習をしてみましょう。
例
❌「みんなが困るから、〜してください」
⭕️「私は、〜をしてくれると助かる」
❌「これは、やった方がいいよ」
⭕️「私は、〜してみるといいと思う」
このように、「私」を主語にして話すことは、「私は、私の気持ちを大切にしている」という、自分自身への優しいメッセージになります。
この小さな一歩が、あなたの心を縛っていた鎖を解き放ちます。
ステップ3:【行動を変える】「NO」を優しく伝える練習
「心理的防御」を築く上で最も大切なのは、無理な頼みごとや、自分の気持ちに反することに、勇気を出して「NO」と言うことです。
クッション言葉を添える
いきなり「NO」と断るのが難しければ、クッション言葉を添えてみましょう。
例
「せっかくお声がけいただいたのに申し訳ないのですが、」
「ごめんなさい、今、少し手が離せなくて、」
「ありがとう。でも、今回は見送らせていただきます」
このように、相手への感謝や、今の自分の状況を伝えることで、相手との関係性を壊さずに「NO」を伝えることができます。
そして、この小さな「NO」が、あなたの心のバットをしっかりと守ってくれます。
「心理的防御」は、あなたを幸せにする「優しい盾」
「職場の面倒な人」に振り回されるという悩みを抱えているあなたは、きっと優しい心を持った人です。
でも、その優しさは、まず自分自身に向けてあげるべきものです。
「心理的防御」を身につけることは、自分を守るための、そして周りの人との関係をより健全にするための、優しい「盾」です。
無理をしてまで「良い人」を演じる必要はありません。
ありのままのあなたを、大切にしてください。
もっと自分らしく輝くヒントが知りたいあなたへ
この記事を読んで、「心のバリア」に興味を持ったあなたへ、
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