今回、愛することが上手な人の特徴や愛する力を高めるコツを紹介しています.
この記事は以下の人におススメです!
- 上手に愛したい人
- 愛することが分からない人
- 愛することを再確認したい人
愛を学んで、愛し愛され上手になっていきましょう♪
愛することが上手な人
愛することが上手な人は、愛を生み出せる性質を持っています.
そして、愛を生み出し、愛を受け取ることが上手な人です.
愛することが上手な人は主に4つの特徴をもっています.
- 精神的に自立している人
自分の力で物事を決定し行動できる - 愛をクレクレ言わない人
自分が愛による働きかけをしたモノ以外を求めない - 自分のワガママが通らないことを知っている人
自分で物事をコントロールせず、客観性・信じる力・信念を貫く勇気を持っている - 純粋な謙虚さを持つ人
自分を卑下するからではなく、自己で満たされた謙虚さを持つ
この特徴を持つ人たちは、愛するための5つの能力や技術をもっています.
次にこの能力や技術を高める5つのコツを解説していきます!
愛することが上手になる5つのコツ
愛することが上手な人は5つの高い技術や能力を持っています.
- 規律が正しい
- 集中力が高い
- 客観性がある
- 信じる力がある
- 愛する勇気を持っている
それでは、この5つの能力について説明していきます.
① 規律正しい生活をする
日常生活の中で、常に愛を実践するために規律は基本となります.
規律というと重苦しいようですが、周囲に流されず自分の意志で生活をしましょうということです.気分が乗っている時だけ愛するのでは、楽しい趣味の範囲から超えないからです.
良い習慣を継続するポイント
規律は他の4つのコツを実践するために重要な要素です.
難しそうですが、以下の良い習慣を継続させることがポイントになります.
『楽しい』気持ちを基本とする生活行動をする
『楽しい』気持ちを基本とする生活行動をすることも、規律を身につけるポイントです.
人から押し付けられたことは嫌々行動するので長続きしません.自分自身が心から楽しかったり望んでいたりするような行動をすると継続でき、習慣化もしやすいです.
生活が心地よくなり、自分自身を大切にしている感覚がわかります.相手にも優しい気持ちで愛することができるようになります♪
② 集中力を高める
集中力が高まると、以下のことができるようになります。
② 相手の話を真剣に聞き、相手を知ることができる
人を愛するために集中力を高める理由
① 自立することができる
一人で居ることができるということは、いま行っていることに集中できるということです.
集中している時は、不安や寂しさはありません.他人にしがみつきたいという思いは生まれず、精神的に自立しています.
1人で過ごすことができる
一人で過ごせない人が人と愛せない理由
自分1人になると不安で、ソワソワ落ち着かなくなります.不安を感じないように、仕事や予定のことなど色々考えはじめます.
例えば)不安な時にパートナーの事を考え始めると・・・・
良からぬ妄想が生まれる
▼
相手にしがみつこうとする
▼
相手と私の間に、愛の関係を築けない
② 相手を知るために、相手の話を真剣に聞くことができる
愛し合っている人たちは、お互いの話を真剣に聞くことができます.
集中力を高め相手の話を真剣に聴くことができると、相手を理解し、相手への配慮・尊重ができます.つまり、愛を与えることができるのです.
例えば、話を聞きながら頭の中では自分のことに当てはめなど別のことを考えています.相手の話を真剣に受け止めていないので、本当に相手が求める言葉すら返事できないのです.
集中力と高める方法
- 瞑想(朝晩20分)
- 日常生活の中でも、真剣に行動を集中して行うという方法
社会の中ではSNSなど誘惑が多くあり、本を読んでいる時でも意識が散漫になりがちだからです.
集中力を高めるためには、マインドフルネスなど瞑想が効果的です.
簡単な集中力を高める方法:瞑想
瞑想の手順を説明します
- リラックスして椅子に座る
- 目をつぶり,頭に浮かぶ映像などを取り払う
- ただ呼吸をする
- 「私」を感じられるようにする
- 毎朝晩20分続ける.
集中して相手の話を聴くことは、次のコツ「相手を客観的に見る」ために大切な能力です!
③ 客観性を高める
客観的に見る力が必要な理由
客観性とは、人や事物をありのままに見ることです.
客観的に見る力は、「相手のありのままを受け止める」という愛する能力です.
人は、欲望と恐怖によって作り上げたイメージを現実として判断しがちです.その自分の想像を含んだ歪んだイメージから抜けることが大切です.
客観性を高める方法
日常の場面で自分が客観的でないか気づく練習をします.
“自分の想像で物事を判断していないか”と自分自身を観察していことです.
自分自身を観察し理解する方法は以下の記事を参考にされてみてください
④ 信じる力を高める
愛するために信じる力が必要な理由
自分を信じる力、相手を信じる力が愛する能力には必要です.
- 「相手・他人を信じる」こと
相手がどんな状況でも、相手の基本的な態度と人格を全面的に信頼することです
- 「自分を信じる」こと
「私は私」という軸を、どんな境遇でも消されず、変わらないと確信することです
この2つの信じる力があれば、自分の愛を貫くことができます.
⑤ 愛する勇気をもつ
愛されるには、愛する勇気が必要です.
勇気とは、あえて危険をおかす能力で、苦痛や失望をも受け入れる覚悟です.
人は愛されないことを恐れるが、本当は無意識に愛することを恐れています.
愛する勇気を持つ方法
まず、自分が勇気を持てなくなるところを観察することです.
勇気を失いそうになったと直ぐに気づき、再び勇気を奮い立たせることが大事です!
観察するポイント
- 自分はいつ,どんな所で信じる力を失うのか
- どんな時に誤魔化して立ち回るか
- 誤魔化した時にどんな口実で正当化しているか(どんな言い訳をするか)
まとめ
今回、愛することが上手な人がもつ5つのコツを紹介してきました.
愛する人には、信じる力と愛する勇気があります.その能力を養うために、規律正しく、集中力を高め、客観性を持っています.
初めは難しく感じるかもしれませんが、愛することが上手になれば、相手の愛を受け止めることができ、愛し愛されることができるようになります.
焦らず、少しずつチャレンジしてみましょう!
この記事は、『2020年出版のエーリック・フロム著 改訳・新装版「愛するということ」』を参考に書いています.
以上,最後まで読んでいただきありがとうございます♪