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「自分には何もない…」から卒業!ナースの強みを再発見する自己PRの書き方

キャリア迷走
この記事は約5分で読めます。

「転職したいけど、私にはアピールできることなんてない…」

あなたは、そう感じたことはありませんか?

毎日、患者さんのために一生懸命働いている。

緊急時には冷静に対応し、人一倍の責任感を持って仕事をしている。

でも、いざ転職を考えた時、

「〇〇の経験がないから、転職は無理かな…」

「他の人より、特別なスキルがあるわけじゃないし…」

そう思って、自信をなくしてしまう。

あなたはきっと、真面目に仕事に取り組んでいて、自分のスキルや経験に謙虚な方なのだと思います。だからこそ、自分の当たり前を「強み」だと気づけずにいるのかもしれません。

私もかつて、そうでした。

転職活動を始めた時、「私には何もない…」と、自分の経歴をアピールする自信が持てませんでした。

毎日やっている当たり前の業務は、決して「強み」ではないと思い込んでいました。

でも、ある時、キャリアアドバイザーに言われたんです。

「あなたが毎日やっているその『当たり前』こそが、あなたの唯一無二の強みなんですよ」と。

その言葉を聞いて、自分の経験を改めて見つめ直してみると、たくさんの「強み」が隠れていることに気づきました。

今日は、そんな私がどうやって看護師としての「強み」を再発見し、採用担当者の心に響く「自己PR」を書けるようになったのか、そのための3つの方法をお伝えしたいと思います。

この記事を読み終える頃には、あなたの心が軽くなり、自信を持って転職活動に臨めるはずです。

なぜ、ナースは「自分の強み」を見つけにくいのか?

看護師の仕事は、命に関わる責任の重い仕事です。

だからこそ、「自分の強み」を客観的に見つけるのが難しい、ある理由があります。

「完璧主義」という心の壁

看護師は、ミスが許されない職種です。

そのため、「完璧にやらなければいけない」という意識が、無意識のうちに自分を追い詰めてしまいます。

そして、完璧にできなかった部分ばかりに目がいってしまい、「自分には足りないところばかりだ」と、自己否定につながってしまうのです。

あなたの「当たり前」は、他の人にとっては「すごいこと」

看護師の仕事は、毎日が当たり前のように、人の命や健康を守っています。

患者さんの小さな変化に気づいたり、ご家族の不安に寄り添ったり、緊急時に冷静に対応したり…

でも、あなたは、それらのことを「看護師として当たり前」だと考えていませんか?

しかし、その「当たり前」は、他の職種の人から見れば、とても素晴らしいスキルであり、あなたの唯一無二の強みなのです。

 

ナースの強みを再発見する3つの質問

ここからは、あなたの「当たり前」の中に隠された「強み」を見つけるための、3つの質問をお伝えします。

この質問に一つひとつじっくりと向き合ってみましょう。

質問1:【成功体験】どんな時に「良かった!」と感じましたか?

仕事で、どんな時に心が満たされ、「この仕事をしていて良かった!」と感じましたか?

それは、患者さんから感謝された時かもしれませんし、同僚から頼りにされた時かもしれません。

  • 「あなたが、患者さんから最も感謝されたことは何ですか?」
  • 「同僚や上司から、どんなことで頼りにされていましたか?」
  • 「あなたが、チームに貢献したと思えることは何ですか?」

この質問に答えることで、あなたは「誰かの役に立つことが好き」といった、あなたの価値観や、隠れた強みを発見することができます。

 

質問2:【工夫】どんなことを「当たり前」に頑張りましたか?

あなたが、特別なことだと思わずに、毎日当たり前のように頑張っていることは何ですか?

そこに、あなたの「強み」が隠されています。

  • 「患者さんの不安を和らげるために、どんな工夫をしていますか?」
  • 「医師や他職種との連携を円滑にするために、どんなことを意識していますか?」
  • 「忙しい中でも、ミスをなくすために、どんな工夫をしていますか?」

「当たり前」だと思っているその「工夫」は、あなたの「課題解決能力」や「コミュニケーション能力」といった、どんな職場でも通用するポータブルスキルです。

 

質問3:【失敗】どんな失敗から何を学びましたか?

「失敗談」は、決してマイナスなアピールポイントではありません。

失敗を乗り越えた経験は、あなたの成長力や、課題解決能力を証明する最高の材料です。

  • 「あなたが、仕事で最も大きな失敗をしたことは何ですか?」
  • 「その失敗から、どんなことを学びましたか?」
  • 「その学びを、その後の仕事でどう活かしましたか?」

「失敗しても、そこから学び、成長できる」

そうした姿勢は、採用担当者に、あなたの人間的な魅力を強く印象づけます。

 

採用担当者の心に響く「自己PR」の書き方

「強み」が見つかったら、それを採用担当者の心に響くように言葉にしましょう。

  1. 結論から話す
    あなたの最も伝えたい「強み」を、最初に簡潔に述べましょう。
  2. 具体的なエピソードを添える
    抽象的な言葉ではなく、質問で掘り下げた具体的なエピソードを添えることで、あなたの強みに説得力が増します。
  3. 入社後どう活かすかを伝える
    その強みを、入社後にどう活かして、会社に貢献できるかを伝えましょう。

この3つのポイントを意識するだけで、あなたの自己PRは、他の応募者と差別化できる、魅力的なものに変わります。

 

まとめ:「自分には何もない」は、もう卒業

あなたの「当たり前」は、他の誰にも真似できない、あなただけの素晴らしい強みです。

「自分には何もない…」という心の声を、もう手放して大丈夫です。

今回ご紹介した質問を、一つずつじっくりと向き合い、あなたの中に眠る「強み」を再発見してください。

そして、その強みを活かして、あなたが心から「やりたい」と思える新しい一歩を踏み出してください。

あなたの看護師としての経験とスキルは、どんな場所でも輝くことができる、素晴らしい財産です。

 

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