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【第1回】書く瞑想「ジャーナリング」で心を整える5つのステップ

内観ジャーナリングと自己対話
この記事は約9分で読めます。
【全5回】ゼロから始める!心を整えるジャーナリング入門(第1回)

「最近、なんだか心がモヤモヤする…」
「頭の中がごちゃごちゃして、考えがまとまらない…」

あなたは、そう感じたことはありませんか?

忙しい毎日の中で、自分の心の声に耳を傾けることを忘れてしまい、気づかないうちにストレスや不安が溜まってしまう。

誰かに話すほどのことでもないけれど、ずっと心のどこかに引っかかっている…。

私もかつて、漠然とした不安を抱えて、毎日がなんだか重苦しく感じていました。

そんな時、偶然出会ったのが「ジャーナリング」でした。

「日記なんて子どもの頃以来だな…」

最初は半信半疑でしたが、たった数分、自分の気持ちを書き出すだけで、不思議と心が軽くなるのを感じたんです。

そして、その不思議な感覚は、私の人生を良い方向に導いてくれました。

ジャーナリングは、単なるストレス解消ではありません。

それは、あなたの心の奥にある、普段は見ないようにしている感情や思考を、一つひとつ丁寧に整理していく「心の整理術」です。

今回から始まるこの連載では、ジャーナリング未経験のあなたが、効果を実感し、習慣化するまでをサポートしていきます。

第1回の今回は、

ジャーナリングを始めるための、たった5つの簡単なステップ

をお伝えしたいと思います。

この記事を読み終える頃には、あなたの心が軽くなり、人生をより豊かにするための、大切な一歩を踏み出せるはずです。

 

ジャーナリングとは?あなたの心を映す「鏡」

「ジャーナリング」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれませんね。

でも、安心してください。とてもシンプルです。

一言でいうと、「自分の心の動きをありのままに書き出すこと」です。

日々の出来事を記録する日記とは少し違います。

頭の中に浮かんだこと、感じたこと、考えていることを、良い悪い、正しい間違いを気にせず、ただひたすらに紙や画面に書き出していきます。

まるで、あなたの心の奥にある、普段は見ないようにしている感情や思考を、鏡に映してじっくりと眺めるようなイメージです。

 

 

なぜ「書く」だけで心が整うのか?

ジャーナリングは、なぜ「書く」だけであなたの心を整えることができるのでしょうか?

それは、ジャーナリングがあなたの心に、3つの深い変化をもたらしてくれるからです。

 

1.頭の中の「モヤモヤ」を外に出せる

私たちの頭の中は、気づかないうちにたくさんの思考がグルグルと回っています。

「今日、あの人にこう言われたけど、どういう意味だろう…」
「もしかして嫌われた?」
「明日の仕事、ちゃんとできるかな…」

ジャーナリングは、この散らかった思考を一つひとつ言葉にしていく作業。

まるで、頭の中の「思考」という名のゴミを、そっと外に出してあげるようなイメージです。

書き出すことで、頭の中がスッキリし、心が軽くなるのを感じられます。

 

2.ゼロから始める「ジャーナリング」5つのステップ

それでは、いよいよ本題です。

ジャーナリング未経験のあなたが、今日からすぐに始められる、5つのステップをお伝えします。

ステップ1:【道具を準備する】お気に入りのノートとペンを用意する

ジャーナリングは、特別な道具は必要ありません。

でも、お気に入りのノートとペンを用意することで、ジャーナリングをする時間が、より特別なものになります。

あなたが「書きたい!」と思えるものを選んでみましょう。

もちろん、スマートフォンのメモアプリやPCのテキストエディタでも大丈夫です。

 

ステップ2:【場所と時間】たった5分、静かな場所を見つける

「ジャーナリングは、まとまった時間が必要だ」と思っていませんか?

でも、そんなことはありません。
たった5分でも大丈夫です。

朝起きてすぐ、ベッドの上。
寝る前、布団の中。
通勤中の電車の中。
お昼休憩中のカフェ。

たった5分、誰にも邪魔されない時間と場所を見つけてみましょう。

その時間と場所が、あなたの心をリセットするための大切な聖域となります。

 

ステップ3:【問いかけ】今日のテーマを一つ決める

何を書けばいいかわからない…。

ジャーナリング初心者が最もつまづきやすいポイントです。

そんな時は、ジャーナリングを始める前に、今日のテーマとなる「問いかけ」を一つだけ決めてみましょう。

  • 「今日の気分は?」
  • 「今、一番考えていることは何?」
  • 「最近、嬉しかったことは何?」
  • 「もし、お金や時間に制限がなかったら、何をしたい?」

最初は、簡単な問いかけで大丈夫です。

この問いかけが、あなたの心の扉を開く鍵となります。

 

ステップ4:【実践】心に浮かんだことを、ただひたすら書き出す

問いかけを決めたら、あとは、心に浮かんだことを、ただひたすら書き出すだけです。

良い文章を書こうとしたり、文法を気にしたりする必要は一切ありません。

「なんだか、今日はやる気が出ないな…」
「あー、頭の中がごちゃごちゃしてる…」

このように、思ったまま、感じたままの言葉を、そのまま書き出してみましょう。

手が止まってしまっても、「何も書けない」とそのまま書いてOKです。

 

ステップ5:【振り返り】書いたものに「気づき」を見つける

書き終わったら、書いたものを読み返してみてください。

客観的に読み返すことで、自分では気づかなかった「心の声」や「気づき」が見つかることがあります。

「ああ、私って、こんなことで悩んでいたんだな」
「こんなことに、心が喜んでいるんだな」

この「気づき」こそが、ジャーナリングがあなたにもたらす、最高の贈り物です。

 

 

まとめ:ジャーナリングは、あなたの人生を創るツール

ジャーナリングは、単なる日記ではありません。

それは、あなたの心の声を聴き、心の奥に眠る本当の気持ちを見つけるための、最高のツールです。

完璧にやる必要はありません。

今日お伝えした5つのステップを、一つずつ試してみてください。

たった5分でも、あなたの心の奥にある「モヤモヤ」を外に出すことができます。

さあ、今日から、あなたの心の声をノートに書き出してみませんか?

ほんの少しの勇気が、未来のあなたを大きく変える第一歩になるはずです。

 

次回予告

第2回 「なぜ、自己肯定感が低いのか?」ジャーナリングで自分を好きになる方法

次回の記事では、ジャーナリングを通じて、自己肯定感を高める方法を詳しくお伝えします。

あなたの心の声を聴き、ありのままの自分を好きになるためのヒントが満載です。

【第3回】心がザワつく時に試したい!感情を可視化するジャーナリングの魔法

【第4回】無料ワーク:たった5分でできる!自己肯定感を高める日記術

 

おすすめの書籍

この記事を読んで、「ジャーナリングを始めてみたいけど、何から書けばいいんだろう?」と感じたあなたへ。

ジャーナリングは、特別なスキルや才能は必要ありません。ただ、正しい「きほん」を知ることで、その効果は飛躍的に高まります。

  • 『自分と仲良くなるジャーナリング』 は、心のモヤモヤを解消し、ありのままの自分を受け入れるためのノート術です。
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  • 『内観ジャーナリングのきほん』 は、自分自身を深く知り、他人の評価に左右されない生き方を見つけるためのガイドブックです。
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ぜひ今すぐ手にとって、新しい自分に出会う旅を始めてみませんか?

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