「どうせ私なんて…」。
何か新しいことに挑戦しようとした時や、褒められた時に、ついそう口にしてしまうことはありませんか?
自己肯定感が低いと、自分の良いところが見えにくくなり、自分を否定する言葉が口癖になってしまいます。
その結果、行動する前から諦めてしまったり、チャンスを逃したりしてしまいます。
しかし、自己肯定感は生まれつき決まっているものではありません。日々の小さな習慣を意識することで、少しずつ高めていくことができます。
今回は、「どうせ私なんて」を卒業するための、明日から始められる3つの習慣をご紹介します。
なぜ「どうせ私なんて」と自分を否定してしまうのか?
この口癖の背景には、「自分の価値を他人からの評価で決めてしまう」という心理が隠れています。
- 他人の期待に応えられないと、自分に価値がないと感じる
- 完璧にできないと、失敗した自分を許せない
- 褒められても、「でも…」と否定してしまう
このような考え方は、自己肯定感の低下を招き、自分をどんどん苦しめてしまいます。
「どうせ私なんて」を卒業する3つの習慣
自己否定のループから抜け出すために、今日から意識できることを3つ紹介します。
1. 「できたこと」日記をつける
毎日寝る前に、今日1日の中で「できたこと」を3つ書き出してみましょう。
- 「朝、いつもより早く起きられた」
- 「今日一日のタスクを一つ終わらせた」
- 「苦手な人に挨拶ができた」
どんなに小さなことでも構いません。
この習慣を続けることで、「自分は意外とやれているな」という感覚が育ち、自己肯定感の土台が築かれます。
2.「私、すごい!」を声に出して言う
何かをやり遂げた時、心の中で思うだけでなく、声に出して「私、すごい!」と自分を褒めてみましょう。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、この言葉を自分の耳で聞くことで、脳に「自分はすごい」というポジティブなメッセージが直接届きます。
例
- 難しい仕事をやり遂げた時
→ 「私、この仕事やり遂げてすごい!」 - 料理を美味しく作れた時
→ 「私、こんなに美味しい料理作れてすごい!」
3.「完璧じゃなくてもいい」と自分に許可を出す
私たちは、完璧な自分を目指しすぎて、少しの失敗で落ち込んでしまいがちです。
完璧主義を手放し、「70%の力でOK」と自分に許可を出してみましょう。
例
- 完璧主義: プレゼン資料を完璧に作らなければならない。
- 許可を出す: 伝えたい要点が伝わればOK。完璧じゃなくてもいい。
「完璧じゃなくても価値がある」と認めることで、失敗を恐れずに新しいことに挑戦できるようになります。
まとめ
「どうせ私なんて」という口癖は、あなたが弱いからではありません。日々の小さな習慣で、心は少しずつ強く、そして豊かになっていきます。
「私、すごい!」と自分を褒め、
「完璧じゃなくてもいい」と許可を出す
この3つの習慣を積み重ねることで、あなたは自分自身の価値を、他人の評価ではなく、自分の手で築いていけるようになります。
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